6月も、残り約1週間程度です。
6月8日に梅雨入りした松本地方は、第3週からほとんど雨が降っていません。これは空梅雨かなと思っていたところ、6月22日に降水がありました。
雨は、降らなくても降り過ぎても困るものです。バランスよく降ってほしいものです。
さて、ぶどうがさらに成長してきてくれて、作業に追われる毎日です。今回はデラウエアの「粒抜き」作業と、ナガノパープルの作業です。
「粒抜き」とは?
デラウエアで粒を抜いていく作業工程です。
「粒抜き」とは、粒を大きくするための空間を作ってあげることです。
粒を減らしてあげることで、残った粒に栄養が届き、一粒の甘さが増していきます。それとともに、一粒一粒が大きくなっていきます。
その他に、小さい粒が詰まっていると見た目に良くないことも、粒を抜く理由のひとつです。やはり粒の大きさが揃っていると、見栄えがします。
写真では赤丸をつけた6箇所の粒を抜いています。ひとつの房の表側の粒を抜いたら、裏側の粒を抜きます。
「粒抜き」した房は、時間が経過すると隙間がなくなり、再び粒の詰まった状態になります。
この作業は、実っているすべてのデラウェアの房で行うため、終えるまでに3日程度かかりました。
6月21日の夕方、作業を終えてほっとしました。
ナガノパープルの房を小さく
5月の下旬に3.5センチまで小さくした房が、1回目の「ジベレリン処理」によって大きくなってきました。ここで再び房を小さくします。
このままだと、2回目の「ジベレリン処理」によってものすごく大きな房になってしまうためです。
長さを見ながら上部のいらない部分を切り、長さを約5~6センチ程にします。この作業も房がある限り、すべて行います。
ナガノパープルの木は1本しかないため、作業は3時間程度で終了しました。
南国フルーツに花が!!!
南国フルーツ「フェイジョア」に花が3つ咲いているのを見つけました。ちょうどナガノパープルの根本に水をあげていた時です。
赤と白のとてもきれいな花です。発見した時は、すごく嬉しかったです。
ここに植えて4年目、植えた時よりも大きくなってきました。松本の寒い冬を乗り越えて成長してくれていることに、感謝しています。
「きれいな花を見せてくれて、ありがとう」
最後に
デラウエアの作業はあと、消毒をすること、房に傘をかけることです。
ナガノパープルの作業はあと、2回目の「ジベレリン処理」を行うことと、「粒抜き」をして消毒ののち、袋をかけることです。
現在はナイヤガラとポートランドの「粒抜き」作業をしています。
6月はぶどうの作業に忙しかったことで、とても疲れています。
先日、ドコモから数千のdポイントをいただけたので、自分へのささやかなご褒美を買いました。それはセブンイレブンの高級なソフトクリームです。
ぶどう園の作業場で、「粒抜き」作業の休憩でいただきました。
やっぱり甘いものはいいですね。元気がでました。
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