デラウエアのジベレリンを判断

５月も中旬となりましたが、なんだか寒い日が続いていて今年のぶどう収穫が心配な天気です。

さて、まもなくデラウエアの１回目ジベレリンを行う時期がやってきました。デラウエアはちょっとしたジベレリン処理のタイミングで種が入ってしまうことがあります。なのでその判断を行う基準木が存在します。それが写真に写っている木で、名前はグロアールといいます。

この木の花が木全体の半分程度咲いたら、１回目のジベレリン処理（種なしにする作業）を行ってもよいという判断ができます。現在は３割程度が咲いていてあともう少しで５割程度となりますが、当園では都合により明日１７日に１回目のジベレリンをつける予定でいます。明日までにもう少し開花が進んでくれればいいのですが。

近所のぶどう園ではもう１回目のジベレリンを終わったところや、今ジベレリンをつけているぶどう園があります。

ジベレリンをつける時に気温が高いとジベレリンがすぐに乾いてしまうので良くないのですが、明日の天気は晴れで気温は低めなのでジベレリンをつけるには良さそうです。