寒さが戻る、ぶどうは大丈夫か?

デラウエア
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霜の被害

4月22日(土)くらいから、また寒さが戻ってきました。4月25日(火)の朝には、気温が0度まで冷え込み、霜の被害が心配な状況となりました。

確認したところ、デラウエア3箇所とシャインマスカットの苗1箇所に被害がありました。合計4箇所の被害がありました。

被害がこれだけで、良かったです。しかしまだ、朝の冷え込みがありそうなので、気が抜けません。

デラウエアの新芽は?
デラウエアの新芽

写真のように、順調に伸びてきています。

発芽した芽は若い枝となり、早いところでは、長さが約10センチ。そして、小さな実がついています。これらの小さな実がやがて成長して、デラウエアの房になっていくのです。

この新芽がある程度伸びたら、「芽かき」という作業がおこないます。「芽かき」とは、芽の生育を揃えて実の成長を揃えるための作業です。

これを行うことで、質の高いぶどうの収穫や、収量の向上ができます。

現在はまだ「芽かき」には早いため、5月に入ってから行います。

ナイヤガラの新芽は?
ナイヤガラの新芽

こちらも順調に生育しています。デラウエアと同じく、長さは約10センチ程です。

今年は昨年に比べて、ぶどうの成長が1週間は早いです。例年ならデラウエアの後に「芽かき」をするナイヤガラですが、今年は同じ時期になりそうです。

とにかく、ナイヤガラもデラウエアも同時に、成長が進んでいます。

しかしナイヤガラはデラウエアと違い、種無しにする「ジベレリン処理」をする必要がないので、作業が楽です。

ナガノパープルの新芽は?
ナガノパープルの新芽

ようやく芽が膨らんできました。

このナガノパープルは、植えてあるぶどうの中で、一番最後に発芽します。しかし、先に発芽したシャインマスカットよりに早く収穫ができます。

今年は冬の剪定で、今まであったごちゃごちゃした枝を整理して、実の付きそうな細い枝だけにしました。

なので昨年よりも、収穫量は減るかもしれません。

まだこれから、新芽が出てきそうな箇所もあり、今後の暖かさに期待しています。すべての芽が発芽してくれれば、嬉しいです。

最後に

今年の天候はどうなるのか?現在は寒さが逆戻り、梅雨の時期は長いのか短いのか?などと、いろいろと考えてしまいます。

これからの作業が順調に進み、美味しくて質の高いぶどうが収穫できることを目指し、作業に励んでいきます。

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