ナガノパープル、意外な欠点とは。

ナガノパープル
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これが2021年のナガノパープルに起こった被害です。収穫できるはずであった房の半数がこのような被害に遭いました。

昨年のお盆期間中に降り続いていた大雨、地中には多くの雨が浸み込んでいったことにより根から吸い上げられた大量の水分が房へ送られた結果です。このように一度に大量の雨が降ってしまうとナガノパープルにとっては一番良くないのです。

なぜかというと、ナガノパープルは皮ごと食べられるように皮の厚さが薄くなるように品種改良されているわけです。これによって大量の雨が降り続くと実割れを起こしてしまうのです。これがナガノパープルの最大の欠点なのです。

このような被害がなければ昨年はもっと多くのお客様に販売できましたが、お断りさせていただいてしまいました。今後、地球温暖化によって同じようなことが起きる可能性が考えられます。

対策としては房の粒数を減らしたりとか、根元にビニールシートを敷き雨の浸み込みを防ぐなどを考えています。その根元にビニールシートを敷く対策は昨年、隣のぶどう園で行った結果実割れの被害がほとんどなかったと聞きました。同じナガノパープルではないですが、ある程度の効果があるということがわかったので今年はやってみようと思っています。

これからは地球温暖化により自然災害と戦っていかないといけない時代に入っていくようです。

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