◇ 当園を紹介します ◇

当園について

当園は多くのお客様に美味しいぶどうを召し上がっていただけるよう一つ一つの房に十分な栄養がいくよう枝の剪定を行っており、また安全で適切な量の薬剤を使用し年間8回の消毒をして枝や幹や葉が病害虫に食べられないように管理しております。そして種なしぶどうを作るためにはジベレリンという薬剤を使用し一房ずつ丁寧に、種がなくて美味しく食べられるよう作業しております。美味しいといわれるぶどうを目指して日々栽培作業に力をそそいでいます。

ぶどう販売|山辺のぶどう田村農園
      田 村  崇

名  称  ぶどう販売|山辺のぶどう田村農園
栽培面積  約3.6アール 
栽培品種  8種類(2020年3月現在) 
生産者  田村 崇(他3名) 

山辺ぶどうの産地

松本市は長野県中部に位置し西には北アルプス東には美ヶ原高原と周りを山に囲まれた場所で、山辺地区は美ヶ原高原の麓に位置します。標高約633メートル前後で東京スカイツリーの頂上とほぼ同じ高さです。昼夜の寒暖差あり土壌が適していたため古くからぶどうが栽培されてきました。当園から東南の方角から山辺ワイナリー周辺にかけて多数のぶどう園が存在します。

私が子供のころには近所にたくさんのぶどう園が存在していましたが、今ではその数も減り今では住宅が立ち並ぶようになってきました。しかし祖父母が大切にしてきたぶどう園なので、やめてしまう訳にはいきません。小さいながらも色んな品種を栽培し工夫をして、命ある限り一生懸命にこのぶどう園を守っていくのが私の使命だと思っています。

山辺には「山辺の歌」という曲があります。ご興味がございましたらご覧ください。

年間の作業

2月上旬  ぶどう園全体に施肥
3月上旬~中旬  枝縛り
3月中旬  デラウェアに施肥
3月下旬  水上げ確認
4月上旬  消毒1回目
4月中旬  消毒2回目
4月下旬  ぶどう発芽確認
 消毒3回目
 草刈り
5月上旬  デラウエア芽掻き
 デラウエア房つみ
 デラウエア種なしにする作業
5月中旬  消毒4回目
 デラウエア肥大化させる作業
5月下旬  大粒種芽掻き・房つみ
 消毒5回目
 ぶどう園耕運
 ヒムロット・甲州ぶどうジベレリン
5月下旬~6月上旬  大粒種種なしにする作業
6月中旬  消毒6回目
 デラウエア粒抜き
 大粒種肥大化させる作業
6月下旬  ナイヤガラ・ポートランド粒抜き
 ぶどう園草刈り
6月下旬~7月上旬  デラウエア笠かけ
7月上旬  ポート・ナイヤガラ笠かけ
7月中旬  大粒種粒抜き
7月下旬  大粒種袋かけ
 消毒7回目
8月上旬~9月下旬  収穫作業と販売
10月下旬  消毒8回目
11月上旬~12月上旬  剪定作業

使用薬剤

種なし・肥大化薬剤
 ジベレリン 尿素 ビーエー ストレプトマイシン フルメット    葉酸マンガン
消毒薬剤
 ラビキラー ベンレート  スミチオン アプローチ ドーシャスフロアブル コテツフロアブル グリーントップ70 ライメイフロアブル レーバスフロアブル サムコル ICボルドー48Q

園内略図と収穫量

東西約18m・南北約20m。

収穫量はデラウエアが全体の55%、ナイヤガラは25%、シャインマスカット・ナガノパープルを合わせて10%、ヒムロット・ポートランド・甲州ぶどう・紅富士を合わせて10%です。

苗木を育てる

育てていた甲州ぶどうの苗木から芽が出て順調に育っており、他にもデラウエアやシャインマスカットなどの苗木も育っています。

新品種栽培

「マニキュアフィンガー」と「シャインマスカット」を掛け合わせた品種で名前はクィーンセブンと言います。糖度は20~25度くらいで濃厚な甘味があり一房約200グラム程度。収穫時期は8月中旬~9月上旬。当園では今年の4月に苗を植え付ける予定で、収穫できるまでには4~5年かかります。下の写真は近隣ぶどう園のクイーンセブンを撮影させてもらいました。

ナガノパープルの欠点

この品種は皮が柔らかいのですが長雨が続くと実が割れてしまうという欠点があります。令和元年は長雨と日照不足により実が割れたり着色不良で、当園のナガノパープルの生産量3分の2が不作となってしまいました。

剪定作業

落葉してから春になるまでの間に余分な枝を切り、すっきりさせます。この作業がぶどうを作るために重要で、良い房をつくるための第一歩となります。写真ではデラウエアの作業前と後を載せています。あまりにも細すぎる枝は落とし実をつけそうな枝は芽を3つ残して切り、太い枝は芽を5つ残して切ります。