9月になっても日中は暑いですが、朝はすごく涼しくて秋らしいと感じるようになってきました。
いよいよぶどう販売も半分が終わり、折り返しを迎えました。この季節になると収穫できるのが、ナイヤガラです。
種ありの品種は若い世代に人気がありませんが、地元松本の高齢者にはとても人気が高いです。昔はデラウエアとナイヤガラしかなかったせいでしょうか、ナイヤガラの美味しさがよくわかるようです。
さて、ようやく収穫が可能となったので、8月30日(水)の夕市から販売を始めました。
収穫前のナイヤガラ

写真に写っているのは、私が苗木から育てて植えた4年目のナイヤガラです。
今年始めての収穫を迎え、房の大小はありますが30個~40個程実っています。このうちで何粒か糖度を測定したところ、高いものでは19度くらいありました。しかし低いものでは15度でした。
まだ木が若いため、糖度にばらつきがあるのでしょうか。自分でも糖度のやや低いものを食べましたが、多少の酸味はありましたがおいしかったです。
糖度基準は18度~20度ですが、今回やや低い16度くらいのものを2房~3房詰めて松本中町蔵の夕市で販売しました。1パック250円のナイヤガラは、あっというまに完売してしまいました。
今回は観光客の方が多く買っていってくれました。ありがとうございました。
次回の販売は松本中町蔵の朝市9月2日(土)です。ナイヤガラとナガノパープルの2種類を別々にパック詰めして販売してみる予定です。
蔵の朝市にも観光客は来ますが、こちらは地元で高齢のナイヤガラが好きだというお客さんが多いです。そして若いお客さんは種あり品種を嫌う傾向にあるので、皮ごと食べられるナガノパープルを買ってくれるはずです。
箱詰めのナイヤガラ

地元のお得意様に頼まれた箱詰めのナイヤガラを、お値引きして2箱3000円で販売しました。
毎年買ってくれる高齢のお客様で、2箱分18個のナイヤガラを収穫して箱に詰めました。ここに詰めたナイヤガラは別の古い木から収穫しています。
このお客様は近所のマンションに住んでいますが、ひとりで運ぶことは無理です。なので夕市終了後に自宅へ届けました。届けてくれたことをものすごく喜んでいました。
他にもインターネットからご注文を受けており、順次発送をしていく予定です。
最後に
ぶどう園に残っているぶどうもあとわずかです。実ってくれたことに感謝して、無駄にすることなく販売できるものはすべて売ります。
あともう少し、頑張らねば。
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