ぶどう収穫終わる、新苗伸びる

収穫終了
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今日で9月も終わり今年もあと3か月となった現在、松本地方は涼しさを感じられる時期になってきました。

朝方の気温は10度代前半で、日中も30度を超える日はなくなり、夕方も10度代まで下がります。

そんな中、ぶどうの収穫が終わり、たくさんぶら下がっていた房がなくなって寂しさを感じています。

今後の作業は?
ブドウ剪定イメージ

ぶどうの木の下には、多く雑草が生えているため、これらを草刈り機で刈り、地面を耕す準備をします。その後は肥料を撒いていきます。

そして現在ぶどうの木には、まだたくさんの葉が茂っています。

これらの葉が落下したら、消毒を行います。この消毒は石灰であるため、背負い式散布機ではノズルやパイプ内に詰ってしまう可能性があります。そのためエンジン式の散布機を使用します。

その後は長く伸びた枝を切るための剪定に入っていきます。この作業で、来年のぶどうを実らせるための芽だけにしていきます。

新たに植えた苗が育つ
苗が伸びる

デラウェアの古い木を伐採したあとに植えた苗と、今年2年目となる紅富士の苗が枝を伸ばしてくれました。

デラウェアの苗は5月にインターネットから購入したもので、到着した時は縦長のダンボールに入るほどで、背丈は60センチ程でした。到着後に土作りをして置いた予定地にすぐに植えました。

その後は、霜の被害や害虫から守るための黒い寒冷紗をかけておきました。

その後にどんどんと伸びてゆき、現在では棚の北側へ70センチくらいの枝が伸びました。黒い寒冷紗をかけておいたおかげで、内部の温度が上がり成長を促進させてくれたのでしょうか?それとも肥料のおかげでしょうか?

定かではありませんが、こんなに伸びてくれるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。

紅富士は赤い大粒のぶどうで、こちらは木が枯れてしまったために、2年前に植えました。こちらは南側へ1メートル以上伸びてくれました。

今年は1房だけを栽培してみました。その1房は8月末に収穫時期を迎えたため、糖度測定をしてみました。その結果は19.8パーセントと高く、1粒食べてみるととても甘かったです。

その後この1房は、毎年買ってくださる紅富士好きのお客様に差し上げました。

新たな3年生シャインマスカットの苗を

すでに苗は購入済みで、9月29日に届きました。予定地には肥料を入れて準備してあったので、午後になってから植えました。

昨年3年生デラウェアの苗を買って、今年の5月にぶどう園に植えました。しかし枝と葉が伸びた状態で植えたため、霜の被害などで枯れてしまい、育ちませんでした。

その教訓を生かして、今回はすぐに植えることにしました。

しかし問題は冬の寒さで、松本地方では氷点下まで冷え込むこともあります。これを解消するために、幹にしっかりとわらを巻いて、上から黒い寒冷紗をかけて寒さ対策をする予定です。

最後に

今年も当園からぶどうを買ってくださった方に、感謝しています。ありがとうございました。

今年はぶどう全体の収穫量が少なかったため、販売を制限をさせていただきました。そのためにご購入を希望されたすべての皆様へ販売ができませんでした。

来年は少しでも販売量が増えるように、これから栽培について試行錯誤をしていきます。

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