4月になった松本地方は、ようやく桜が咲き始め、これから満開を迎えるところです。
ぶどう園では、冬の間苗木に寒さよけにかけてあった寒冷紗(かんれいしゃ)を外し、春の暖かな日差しを浴びさせることができました。
デラウエアの苗木
2024年3月3日に植えたデラウエアの苗木、寒冷紗を外してみると、芽が膨らんでいました。
この苗木は、すでに二股に分かれたもので、育苗施設で育てられてから、今年で4年目になります。
早速行った作業は、細い支柱を地面にさして、東西に伸びていくように縛り付けました。
この苗木が1本が順調に育てば、デラウエアの作業が楽になって、多くのデラウエアが収獲できそうです。
そして4月に入ったからといって、油断できないのが、霜です。
4月10日の朝は、霜注意報がでていたため私は心配で、午前1時くらいに苗木に再び寒冷紗をかけにいきました。
これで、朝まで安心して、眠ることができました。
消毒作業
冬の間に、ぶどうにとって有害な虫が、住み着いている可能性があります。
これらを殺菌・殺虫するために、消毒作業をしました。
1回目はラビキラーという薬剤で、カミキリムシなどの防除に効果があります。
2回目は石灰硫黄合剤という薬剤で、殺菌作用と殺虫作用があります。
これらの薬剤は、バケツに入れた10㍑の水で薄めてから、背負い式散布機に入れて消毒します。
この作業を4回繰り返し、ぶどう園全体に合計40㍑を散布します。
植えてあるすべてのぶどうに、薬剤がしっかりとかかるように、散布しました。
最後に
松本に咲いた桜で、北アルプスを背景に、撮影してみました。
この隣は古墳があって、きれいに整備されていて、訪れた人が休憩したりもしています。
松本では4月13(土)/14日(日)に、満開の桜の下でお花見する多くの人で、にぎわいそうです。
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