ぶどうが芽吹く、春

ぶどう園の風景
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山辺のぶどう|田村農園の田村 崇です。
ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

4月下旬となった現在、芽吹きが始まって長さは4〜5㌢くらいで、ぶどう園にはたくさんの新たな芽が姿を見せています。
現在はデラウエアの芽が主ですが、ナイヤガラなどの芽も顔を出してきており、園内の棚が少しずつ緑に覆われていきます。
現在は地面に、スミレやタンポポが咲いて、春らしい風景が広がっています。

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デラウエアの芽

デラウエアの芽吹き

ぶどうの品種の中で早くに芽吹き、一番最初に収穫できるのがデラウエアですが、作業に手間がかかるのも特徴です。

まず最初に行う作業は、栽培に不要な芽を取り除く、「芽かき」です。
「芽かき」とは、芽の成長を揃えるためと栄養分を必要なところへ送るために、必要のない芽を取り除く作業です。

そしてこの作業によって、房の成長が揃い、同じ大きさのデラウエアが収穫できるわけです。
しかし田村農園にはたくさんのデラウエアが植えてあり、木ごとに成長差があり、思うようにいかないこともあります。

新しく植えたデラウエアの苗

デラウエアの苗木

先端にある芽から芽吹き、支柱に沿って棚に向かって、勢いよく伸び始めています。
秋までには棚に到達して、そこからさらに左右へ伸びてくれると、嬉しいのですが。
この苗は育苗施設で育てられてから、今年で4年目になるので、成長が早いのかもしれません。

現在は霜の恐れがあるので、再び黒い寒冷紗をかけてありますが、しばらくはこのままにしておきます。
そして色が黒いため、太陽の熱を吸収して、寒冷紗内の温度が上がるような気がします。
それによって成長が、少しでも早まればよいのではないのかと、考えています。

現在あるたくさんのデラウエアを一本にして、作業効率をよくするためと、品質がそろったデラウエアを収獲することが目的です。
数年後には、このデラウエアから収獲できることを、目指します。

最後に

今年もぶどうの作業が始まります。

デラウエアの芽かきから始まって、終わればナイヤガラの芽かきを行うなど、ぶどうは待ってはくれません。

体調管理に気をつけて、毎日を過ごして、おいしいぶどうが届けられるように頑張ります。

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