ぶどう園の草を取る、肥料を撒く

ぶどう園の作業
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11月に入りましたが昼間はまだ夏の日差しで、11月3日の松本地方の最高気温は、なんと夏日の25度です。

ぶどう園で作業をするには暖かいので助かりますが、これは間違いなく地球温暖化の影響でしょうね。

さて、ぶどう園では草取りをしたのちに、肥料を撒きました。今回はその作業の様子です。

草取り作業をする
ジョレン

2回の草刈り作業を終えたのですが、ぶどう園には機械では刈ることのできない短い草が残っていました。これらの草は、耕運機で耕した時に耕運歯の部分に絡みついてしまうことがありました。昨年までは絡みついてしまうと、耕運機を停止させてからカマを使って取っていました。

そこで思いついたのが、ジョレンを使って少しずつ草を取っていく方法でした。

このジョレンとは、工事現場などで土をかき寄せるために使われる道具です。以前は平鍬を使っていましたが、幅が狭いために効率がよくありませんでした。しかしジョレンは幅が広いため、取れる草の量が多くて効率がよいと気づきました。

ジョレンを使った草取り

ジョレンを地面と平行に当てて、少しずつ手前に動かくことで、簡単に取ることができます。

10月23日から草取り作業を始めて約1週間ほど毎日3時間から4時間くらいの作業を行い、ぶどう園の中心部分の8割ほど草取りを終えました。残りの部分は少しずつ取っていきます。

取り終えた草は、1輪車に積んで水田へ運び積み上げておき、後日焼却する予定です。

草刈りをする前、草取りを終えたぶどう園
草刈りをする前

草刈りをする前の9月24日には、ぶどう園全体にものすごい量の草が茂っていました。

草取りを終えたぶどう園

草取りを終えた10月30日には、ほぼきれいなぶどう園の地面となりました。温暖化の影響により、昼間の気温が高くて作業をするには、条件がよかったので助かりました。

肥料を撒く
3種類の肥料

今回撒く肥料は、左からハイランド有機、発酵鶏糞、アヅミン苦土石灰です。

・ハイランド有機は堆肥で、土を柔らかくしてくれることにより、農作物が実りやすくしてくれます。

・発酵鶏糞は土を改善してくれたり、水持ちや肥料持ちの向上をしてくれます。

・アヅミン苦土石灰は、別に撒いた肥料の効果を高めてくれます。その他には、根の張りをよくしてくれる効果もあります。

混ぜ合わせた肥料

この3種類を1輪車の荷台でよく混ぜ合わせてから、肥料用スコップを使ってムラのないように、少しずつ撒いていきます。だいたい東西2通り分くらいで撒き終えてしまいますので、また3種類を混ぜ合わせます。

始めてから約1時間くらいの作業で終了しましが、まだ草を取り終えていない箇所は草を取ったのちに、肥料を撒いてしまいます。

最後に

あとはぶどう園を耕す作業です。当園の耕運機はガス式のため、ガスが温まった状態でなければ、動かすことができません。そのため、この暖かい日差しがある時に、耕そうと思います。

耕運作業が終われば剪定作業に入りますが、枝にはまだ多くの葉が残っています。そのため、葉が散るのをしばらく待ってからにします。

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