ぶどう園を耕す、苗木の寒さ対策を

ホンダピアンタ
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松本地方も冬の寒さとなり、朝の気温が0℃くらいまで冷え込んできており、北アルプスにも雪が積もり始めました。

そして、まもなく不要な枝を切り落とす「剪定(せんてい)」をする時期になりますが、その前にぶどう園内を耕す作業と苗木の冬囲いをしました。

耕運機で耕す作業を
ガス式耕運機 ホンダピアンタ

11月8日の午前中にぶどう園内を耕す作業を行いました。

ガス式耕運機のホンダピアンタは、寒い日には全く動かすことができません。そのため、暖かい日にしか動かすことができません。なぜかというと、暖いことでガスボンベ内のガスが液体から気体に変わり、エンジンを動かすことができます。

この日の気温は、朝から10℃くらいありエンジンが動いてくれました。

そして作業の前に、エンジンオイルの交換を行いました。このホンダピアンタを購入してから、一度も交換をしたことがありませんでした。古いオイルはガソリン式のエンジンオイルとは違い、あまり汚れていませんでした。

それから作業に取り掛かりました。そしてホンダピアンタは、力強くぶどう園内を耕してくれました。

今回は事前に草取りをしてあったので、耕運歯に絡みつくことはいつもより少なかったですが、絡みつくことはたまにありました。そんな時は耕運機を止めて、ハサミで丁寧に取りました。

作業後のぶどう園は?
耕し終えて

すべてを耕し終わるまで、約1時間30分くらいかかりましたが、暖かさと順調に動いてくれたホンダピアンタが作業の後押しをしてくれたため、いつもよりきれいに耕すことができました。

苗木の冬囲いを
苗木をワラで囲う

今ぶどう園に植えてある苗木は合計7本ありますが、そのすべてにワラを巻き付けました。ぶどうにとっては、冬の防寒着のようなもので、冬の厳しい寒さから守ってあげるためです。

写真の苗木は園内にあるデラウェアから、自分で苗を作って育てたものです。なんとかここまで育ち枝も伸びてきたため、寒さで枯れることがないように、入念に巻き付けました。

来年にはこのデラウェアの苗木から、収穫できることを期待しています。

そして、今年植えたデラウエアとシャインマスカットには、二重の寒さ対策をしてあります。苗木にワラを巻き付けて、さらにその上から防寒用の覆いである寒冷紗(かんれいしゃ)をかけてあります。

最後に

この二つの作業が終わったことで、残る作業は枝の剪定だけとなりました。

ぶどうの葉もほとんど散って、青空がよく見えていますが、剪定作業は寒さとの闘いでもあります。

温かい上着はもちろんのこと、特に指先や足元が冷えるため、手袋やふくらはぎウォーマーなどの防寒対策をして剪定作業をします。

この冬は寒いのか暖かいのかわかりませんが、また来年もおいしいぶどうを収穫できるように、剪定作業に励みます。

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