ぶどうの剪定作業、南国フルーツ冬囲い

デラウエア
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今年もあと20日程度となりましたが、ぶどう園では剪定作業の時期です。近隣のぶどう園でも同じく剪定作業をしている姿を見かけるようになりました。

まずは栽培面積が多いデラウエアの剪定作業からです。

デラウエアの剪定作業
デラウエアの剪定

作業を始めたのは12月8日の午後からです。

剪定(せんてい)とは、必要のない枝を切り落とす作業です。

なぜ剪定作業を行うかというと、来年もおいしいぶどうが収穫できるように、必要のない枝を切って必要なところへ栄養が届くようにするためです。

当園では7種類の品種がありますが、毎年、その中で収穫が最も早いデラウエアから始めることにしています。

春にはきれいに剪定されていたデラウエアも、収穫の時期を終えて葉が散ると、枝がものすごく伸びていることがよくわかります。

たくさんある枝の中から、来年の栽培に必要な枝を見極めて、ハサミを使って不要な部分は切ります。

時にはノコギリを使って切り落とすこともあります。

切った枝は一輪車に乗せて、水田に作ってある焼却場所に持ってゆき、すべての剪定が終わったら燃やします。

南国フルーツの冬囲い
南国フルーツ冬囲い

ぶどう園に植えてある南国フルーツ「フェイジョア」は、耐寒性があるようですが、松本地方では少し寒すぎるのかもしれません。

そこで毎年、寒冷紗(かんれいしゃ)という寒さよけのシートでおおうことにしています。

今までは白い寒冷紗を使っていましたが、古くなってきたので新たに黒い寒冷紗を買い、これを半分に切って2本の木をおおいました。

白よりも黒の方が、熱を吸収して少しでも暖かくなるかもしれないという思いで、黒に変えてみました。

まずは幹の部分をワラで囲い、その上から寒冷紗で囲い、暖かくなる春までこのままにしておきます。

最後に

ぶどうの剪定は始まったばかりですが、なるべく寒い日は避けて、温かい日に続けていきます。

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