今日は朝から寒く、松本地方の日中最高気温は4度予想で、気温は上がらなかったです。日差しがありましたが、寒いままでした。明日は雪の予報。松本地方で久々の大雪になりそうな感じがしています。最近は、雨が降らずに乾燥気味なので、積もってくれたほうがありがたいかな。
デラウエア
さて、進めてきた園内の整理が終わり、こんなにも変わったきました。
まずデラウエア苗を植える場所は、古い3本のデラウエアを切って棚を開けてスッキリとしています。なので、霜が降りるのが終わった5月上旬くらいに、植えられればいいなと計画しています。苗は今年で4年目で、二股に分かれており、南北に伸ばしていくだけです。
今年は枝を十分に伸ばして、来年には少しでも収穫できれば、嬉しいです。この木ひとつでも簡単に作業ができるようになれば、効率化が図れるはずです。そうなれば、とてもありがたいです。
ナガノパープル
今まであったゴチャゴチャした枝をなくして、長く伸びた枝を残してスッキリとさせました。元々の枝の作り方がひどすぎたため、効率が悪くて作業に時間がかかっていました。これは先代が行ったものです。
この状況を改善するために、思い切って枝をきりました。その結果が上の写真です。これならば、作業時間の大幅な変化が期待できます。
しかし残してある枝はまだ細いため、収穫できても房が小さいものになってしまう可能性はあります。そして収穫量も減るかもしれません。でも、これで良いのです。来年には枝が成長して、太くなっていることでしょう。そうすれば、今年よりも多少大きな房が収穫できるかもしれないです。
新たなナガノパープルを植えます
写真中央に写っている青竹が、新しいナガノパープルを植える位置です。そして、写真左に写っているワラを巻き付けてるものが、ナガノパープル苗木です。
こちらも5月くらいに、移設を考えています。この苗も東西に一直線に伸ばす計画で、写真左上の現在の枝のように、伸ばす予定です。この苗木が育ち、収穫できるようになってくれば、現在のナガノパープルは伐採します。
現在のナガノパープルの下には、南国フルーツ「フェイジョア」(写真左下 白い寒冷紗の中です)が植えてあります。そして、この「フェイジョア」を育てていくのです。そうなれば、ぶどうの収穫が終わったあと、収穫ができます。温暖化で年々気温が高くなっています。ここ松本でも収穫できれば、いいなぁ~。
2022年のナガノパープル
昨年まではこんな枝の作りで、とても混み合っていました。やはりこんな作り方では、作業効率も悪くいいものができません。
私がこのぶどう園で栽培を始めてから今年で9年目。自分のやりやすいように、試行錯誤してきました。今年は思い切って、変えてみようと整理をしてきました。これで終わりではないのです。まだまだ変えていかなければいけないところは、たくさんあります。
ぶどう園北東
ここも変えなければならない場所でした。現在は4本の新しいぶどうが植えてあります。
以前はこの場所に、樹齢30年くらいのナイヤガラがあり、枝の作りもメチャメチャでした。一昨年に伐採してきれいにしました。そして樹齢50年くらいの甲州系ぶどうもありましたし、樹齢15年くらいの紅藤もありました。
甲州系ぶどうは、新しく植えたものが育ってきたため、今年伐採しました。樹齢15年くらいの紅藤は、根本が腐って収穫ができなくなり、新しく植えました。
そしてここには、もうひとつあった「朴葉(ほうば)」という木です。これは先代が植えたものです。本来このようなものは、ぶどう園に植えるものではありません。
ここ長野県では、この葉っぱに味噌を入れて火で熱し食べる「朴葉みそ」や、お餅をくるんで蒸す「朴葉餅」があります。他県にもありますか?
この葉が茂って、収穫の時期くらいには日陰になっていました。これではいけません。今は伐採してあり日陰になることはなくなりました。
以前はこんな風景
以前はこんな風景でした。
今では自分で苗を作ったナイヤガラが育ち、南北一直線に伸びています。今年も収穫できそうです。昨年には8房の収穫ができました。
今年は4年目となるので、枝をさらに南北にのばしつつ、収穫量も昨年よりは増えていってくれることでしょう。
最後に
きれいになったぶどう園、ここからが始まりです。やっと自分がやりやすい形となってきましたが、今年の天候が気になります。これだけは、どうにもなりません。とにかく天に祈るばかりです。「天候に恵まれますように」。
新しく変わってきたぶどう園、お客様に喜んでいただけるぶどうが収穫できるように頑張ります。
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