芽傷作業と枝焼却

芽傷作業
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2月もあと数日で終わりです。今シーズンは大雪も降り、寒い冬となりました。
そして、まもなく3月になります。暖かな日差しが感じられる春となってもらいたいです。

さて2月最後の作業、「芽傷作業」と「枝の焼却」を行いました。これで準備が整いました。
あとは、これまで行ってきた作業が実を結び、良いぶどうが収穫できることを願うばかりです。

芽傷作業とは?
ナガノパープルの枝

芽傷作業とは、ぶどうの芽を芽吹きをよくするための作業です。

ぶどうは、枝の先端方向に長く伸びていこうとします。そのため、途中にある芽は発芽しないことがあります。なので、この作業で発芽を促し、実りを増やしていきます。

当園はこの冬の間、ぶどうの整理作業を行ってきました。その結果、芽傷を入れなければならない箇所が多くあります。

芽傷を入れる時期は、2月下旬~3月上旬です。3月中旬になれば、ぶどうの木が水を吸い上げる時期となり、この作業はできなくなります。

芽傷を入れる位置
先端から3番目

上の写真の矢印が、枝が伸びていく方向です。①と②は芽傷をつけずに、③を含めて後方にある芽、すべてに専用のハサミを使い傷をつけます。

つける位置は枝の先端方向側、芽のすぐ横です。ここに約2ミリ程の切り込みを入れます。

これにより、③以降の芽にも発芽を促すホルモンが流れて、結果的に芽がでるようになります。

枝の焼却
枝に点火

事前に消防署へ届けを行い、もしものことに備えました。

焼却当日の2月23日、朝7時から行いました。この日は少し風があり、火力を強めてくれました。

剪定を行いでた枝は、一輪車の荷台がいっぱいになったら、水田に運び積み重ねていきました。積み重ねた枝は、高さ約1.5メートルありました。ワラに火をつけ、枝の中に入れました。すると大きな火柱をあげて、またたく間に燃えてしまいました。

枝と枝の間に隙間があり、ここから風が通り抜け、火力を強めてくれた訳です。

作業終了後は、隣を流れる川から水を汲み、かけました。何事もなく無事に終わったことに、
感謝しています。

最後のお楽しみは?
焼き芋

食べたくなるのが焼き芋です。山辺ファーマフーズガーデンで、小さなサツマイモを買って準備しておきました。

サツマイモに湿らした新聞紙を巻いて、上からアルミホイルで包みます。合計9本です。これらを、ある程度燃やした枝の中にいれます。そして1時間位して焼けたところで、家族と親戚5人のメンバーで食べました。

小さいサツマイモなので、ひとりが食べるには最適な量でした。焼き立てのサツマイモは、甘みも
感じられて温かく、ねっとりとしていて最高でした。

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